2009年衆議院選挙前に公布された民主党マニフェストです。
今回の衆議院選挙で日本の政治がどの様に変わり、日本経済にどう影響するのか、日本国民だけでなく海外も気になっている
のではないでしょうか。
まあ、急な変化は無理でしょうから、今回の政権を取った民主党が実施を予定しているマニフェストから、一般的な日本国民の
視点で気になる項目や、特に達成して頂きたい項目を取り上げてみたいと思います。
今回の選挙で、自民党議員が選挙演説内での発言に、民主党は財源のないバラマキ政治と言っていた。
では、民主党のマニフェストを見ると、確かに『子育て・教育・年金・医療・介護・農山漁村の保護・高速道路の無料化
・食品の安全・雇用』など他にも多くの項目で『所要額』と銘打った概算金額を打出しているが、本当にこれらの財源は
どこから調達するのだろうか。
現在の税収以外では、マニフェストの最初に掲げている『無駄遣いを無くす』と云う事だろう。
『無駄遣いを無くす』こんな事は当たり前の事であり、早速実施して頂きたいものである。
最初に、『2 特別会計、独立行政法人、公益法人をゼロベースで見直す』と云う記載があるのだが、
“見直す”と云う言葉が示す意味として、不要と判断する特別会計、独立行政法人、公益法人があるが、
必要と判断する特別会計、独立行政法人、公益法人も存在するだろうと考えての事に他ならない。
では、現在の特別会計、独立行政法人、公益法人の全ての存在を全国民に知ら示す事で、必要不必要の判断理由と
割り当てる予算(交付額)を、明記できないだろうか。